プロ直伝!テレビ・デスク周りのごちゃつくコード劇的スッキリ術
こうした配線処理の考え方は、日本の住宅リフォームの歴史とも深く結びついている。かつて大人気を博したテレビ番組『大改造!!劇的ビフォーアフター』では、建築やデザインの「匠」たちが、生活感の出やすい配線を壁体内や作り付けの家具内部に巧みに仕込ませる技を幾度となく披露してきた。
匠が実践していたのは、「後から隠す」のではなく「最初から見せない経路を設計する」という思想だ。壁面に設けたモール用の隠し溝や、棚板の奥に仕込まれた二重構造など、構造そのものにコードを通す工夫は、現代のDIY精神にも色濃く受け継がれている。表面上の見た目を繕うだけでなく、住まい全体の導線と電気系統を一体として捉える視点こそが、美しい空間づくりの本質だ。