国立競技場ライブの熱狂!座席の全貌と歴代の伝説を完全レポート
この地に宿る強烈なオーラを語る上で、旧国立競技場時代から続くスタジアムロックの文脈は外せない。その象徴たる存在が矢沢永吉だ。巨大な空間を己の肉体と声、そしてロックンロール一本でねじ伏せたあの伝説のパフォーマンスは、日本のライブカルチャーにおけるひとつの到達点として今も語り継がれている。
吹きさらしの夜空の下、何万人ものオーディエンスが拳を突き上げ、地鳴りのようなコーラスを響かせる。単なる音の鑑賞を超えた、魂のぶつかり合い。矢沢が切り拓いたその道筋は、後続のアーティストたちに「スタジアムを支配するとはどういうことか」という永遠の指標を突きつけ続けている。