パリの激闘から2年、絶対王者が魅せた「超高速の進化」——バレーボールアジア選手権で日本が叩きつけた世界基準の衝撃
今大会で鮮烈な印象を残したのは、ベテランや既存の主力だけではない。新たに代表のユニフォームを纏った20代前半のフレッシュな選手たちが、スターティングメンバーを脅かすほどのパフォーマンスを見せたことだ。SV.LEAGUE(SVリーグ)でシビアな経験を積んだ若手スパイカーたちは、物怖じすることなく強烈なジャンプサーブをエンドライン際に叩き込んでいく。
層の厚さは、長丁場のトーナメントを勝ち抜く上で最大の武器だ。主力選手にマークが集中した場面でコートに送り出された若手が、期待以上の働きで一気に連続得点をもたらす。このスーパーサブたちの台頭は、チーム内の定位置争いを一層激化させると同時に、代表チーム全体の底上げを確実なものにしている。