【2026年独自取材】千代田区・半蔵門で老朽化ビル解体ラッシュ、「隠れアスベスト」の恐怖と周辺住民の不審感
千代田区環境保全課や東京都環境局には、工事現場の騒音や粉塵に関する問い合わせや通報が頻繁に寄せられている。行政側も抜き打ちの現場立ち入り調査を実施し、負圧装置の動作確認や特別管理産業廃棄物の適正保管について監視を強めている。
だが、区内全域で同時多発的に進行する解体現場のすべてを、限られた行政側の人員で24時間監視することは不可能です。結局のところ、事業者のコンプライアンス意識と、現場作業員の安全衛生管理に対する徹底が最後の砦となる。
不正や隠蔽を未然に防ぐため、行政による監視カメラの設置指導や、サンプリング調査の第三者機関への委託など、新たな法制度の強化を求める声が都議会でも上がり始めている。