ふるさと納税の控除額を納税通知書で確認!損しない見方と対処法
控除の反映され方は、申請時にどのルートを選択したかによって全く異なる挙動を見せる。ここを誤解していると、「控除額が足りない」と不要な混乱に陥る原因になる。
ワンストップ特例制度を利用した場合、控除される金額の全額が翌年の個人住民税からまとめて引き落とされる仕組みだ。つまり、決定通知書に記載された税額控除の合計が、寄附総額から2,000円を差し引いた金額とピタリ一致していれば問題ない。
一方で確定申告を行ったケースでは話が変わる。控除額の一部は国税庁の管轄のもとでその年の所得税から還付金として戻り、残りの部分が翌年の住民税から控除される「2段階構造」をとるからだ。通知書の数字だけを見て「申請した金額より少ない」と焦る前に、春先に銀行口座へ振り込まれた所得税還付金の振込通知を引っ張り出し、双方を合算して整合性を確かめる必要がある。