ジョジョ立ち絵の衝撃とルーツ!荒木飛呂彦が創り上げたアートの真実
漫画の枠組みを逸脱したポーズ表現は、やがてファッション業界のトップランナーたちをも突き動かすこととなった。80年代の『Vogue』や『ELLE』を飾ったハイファッションのモデルたちが魅せるポージング、そしてアヴァンギャルドな衣服デザインが、作中キャラクターのシルエットに色濃く反映されている。
グッチ(GUCCI)との歴史的なコラボレーションやルーヴル美術館での原画展示は、彼の描くポーズが単なる商業漫画の記号ではなく、単体のアートとして自立している証左にほかならない。モデルが服の魅力を引き立てるために身体を捻るように、キャラクターはその内面と存在感を誇示するために体を歪ませる。ファッションとアートの境界線は、ここで完全に瓦解したのだ。