青天を衝けキャスト予想の舞台裏!吉沢亮・草彅剛らの配役決定秘話
大河ドラマの主演といえば、かつては30代後半から40代の円熟期を迎えた俳優が選ばれるケースが一般的でした。そんな中、当時20代半ばだった吉沢亮の起用は、業界内外に大きなサプライズをもたらしました。朝ドラ『なつぞら』で演じた天陽役で圧倒的な支持を集めていたものの、単独で大河の長丁場を牽引できるのか、発表直後は期待と慎重論が入り混じっていたのも事実です。
制作統括の菓子浩氏や脚本の大森美香氏が明かした決定理由は明確でした。渋沢栄一の青春期に見られる「迸るエネルギー」と「瑞々しさ」、そして何より喜怒哀楽を全力で表現できる圧倒的な目の力です。「青天を衝く」という言葉通りの生命力を画面越しに伝えられる存在として、吉沢亮の持つ純粋性と確かな演技力が満場一致で評価されました。
栄一の10代の農民時代から、パリ万博への派遣、幕臣への転身、そして明治の実業界トップへと登りつめる老境までを演じ切る過酷なミッション。吉沢亮は体重の増減や徹底した所作の訓練を通じて、年齢ごとに声のトーンや立ち振る舞いを変える緻密な役作りを敢行し、若手屈指の演技派としてのキャリアを決定づけました。