『マルサの女』山崎努の怪演と「コップの水」名言の真実|名作の裏側

『マルサの女』山崎努の怪演と「コップの水」名言の真実|名作の裏側

『マルサの女』山崎努の怪演と「コップの水」名言の真実|名作の裏側にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

前作の大ヒットを受けて1988年に公開された『マルサの女2』。ファンからは「権藤英樹の再登場はあるのか」と期待が寄せられましたが、山崎努は前作とは全く異なる役柄である三島貴志役として連続出演を果たしました。

『マルサの女2』は、バブル景気真っ只中の地上げ問題や宗教法人の巨額脱税という、より巨大で暗い闇に切り込んだ作品です。三國連太郎演じる宗教団体の管長・鬼沢鉄平が表の怪物だとすれば、山崎努演じる三島は、その裏で冷徹に絵図を描くインテリジェントなフィクサー・知性派ヤクザでした。

前作の泥臭く情熱的な権藤英樹とは対照的に、感情を一切表に出さず淡々と巨額マネーを操る三島の冷徹さは、山崎努の役者としての凄まじい振り幅を見せつける結果となりました。同じシリーズ内で全く異なるタイプの悪役を演じ分け、物語の重厚感を一段と高めたのです。

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橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。