ベイマックスのヒロに実在モデル?元ネタとデザイン秘話の真相に迫る
映画『ベイマックス』の元ネタが、マーベル・コミックのヒーローチームを描いた作品『Big Hero 6』であることは広く知られています。しかし、原作コミックと映画版では、主人公の設定に驚くべき違いがあります。
原作における主人公の名前はヒロ・タカチホ(Hiro Takachiho)。東京の裕福な家庭に育った13歳の少年で、天才的な頭脳を持つ点は共通していますが、佇まいやビジュアルは映画版と大きく異なります。原作のベイマックスは、ヒロが亡き父親の記憶と人格データをプログラミングして創り出した怪獣のようなフォルムの戦闘型ロボットであり、映画のような癒やし系ケア・ロボットではありませんでした。
ドン・ホール監督とクリス・ウィリアムズ監督は、ディズニーアニメーションとして映画化するにあたり、原作の基本設定をリスペクトしつつも大胆に再構築しました。ファミリーネームを「ハマダ」へと改め、喪失と再生の物語を主軸に据えることで、コミックヒーローの枠組み組みを超えた普遍的なヒューマンドラマへと昇華させたのです。