整腸剤を毎日飲み続けると体の毒?依存性の噂と最新知見の真実

整腸剤を毎日飲み続けると体の毒?依存性の噂と最新知見の真実

整腸剤を毎日飲み続けると体の毒?依存性の噂と最新知見の真実の真相について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

「整腸剤をずっと飲んでいるのに、最近まったく効かなくなった」

そう訴えてクリニックを訪れる患者は後を絶たない。耐性がついたのかと疑われがちだが、細菌製剤に対する耐性という概念は当てはまらない。本当のリスクは別の場所にある。

第一のリスクは、重大な器質的疾患の見落としだ。大腸ガン、大腸ポンプ、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)、あるいは甲状腺機能低下症などの全身疾患が原因で腹部症状が出ている場合、市販の整腸剤で症状を一時的に誤魔化してしまう危険性がある。厚生労働省の医薬品セルフメディケーションガイドラインにおいても、市販薬を一定期間使用しても改善が見られない場合は速やかに医療機関を受診することが強く推奨されている。

第二のリスクは、食生活やライフスタイルの崩壊だ。「整腸剤を飲んでいるから大丈夫」という過信から、食物繊維不足や運動不足、睡眠不足を放置してしまえば、いくら外から良質な菌を補充しても焼け石に水である。菌のエサとなる水溶性食物繊維やオリゴ糖の摂取を怠れば、整腸剤の効果は半減する。

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高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。