森永令嬢から自由奔放なファーストレディへ――写真と証言で紐解く安倍昭恵さんの「知られざる青春時代」
聖心女子学院幼稚園から高等科、そして聖心女子専門学校へと進んだ彼女。いわゆる「お嬢様学校」の王道を歩んだわけだが、優等生タイプだったかというと話は別だ。後年、彼女自身がメディアの取材で「勉強は決して得意ではなかった」と笑顔で語っている通り、教室の机に向かうことよりも、課外活動や友人との交流に情熱を注ぐタイプだった。
テニスに興じ、当時のポップカルチャーを嗜み、仲間と大声で笑い合う日々。伝統校ならではの礼儀作法を身につけつつも、教義や形式に縛られすぎない柔軟さを持っていた。先生や友人の前でも自分を飾らず、ありのままの素顔を見せる。その天然とも言える明るさが、周囲の人々を引き寄せて離さなかった。