山崎育三郎が演じたコナン屈指の悪役!現場の裏話と再登板の真相
制作を手がけたトムス・エンタテインメントのアフレコブースでは、張り詰めた空気が漂っていたという。レオン・ローという人物を演じる上で最大の難所となったのが、台本の随所に散りばめられた流暢な英語セリフの数々だった。ただ発音が良いだけでは足りない。狡猾な心理戦の駆け引きを、外国語に乗せて表現しなければならないからだ。
山崎は高校時代のアメリカ留学経験を活かし、見事な英語力を発揮。しかし本人が最もこだわったのは、言語の壁を越えた感情のニュアンスだった。語尾の余韻、吐息の抜き方、冷酷な笑みの気配。音響監督の細微なディレクションに即座に適応し、テイクを重ねるごとに凄みを増していく姿に、居合わせたスタッフは思わず息を呑んだと伝えられている。