猫がまたたびに反応する驚きの理由!蚊よけ効果と危険なリスク
長年、マタタビの主要成分はマタタビラクトンやアクチニジンと考えられてきた。しかし、岩手大学の宮崎雅雄教授らのチームが主導するネペタラクトール研究プロジェクトによって、最も強力な誘引・防虫活性を持つ有機化合物「ネペタラクトール」が新たに特定された。
この発見は、ネコ科(Felidae)の進化の歴史に重要な光を当てた。家猫だけでなく、ライオンやジャガー、アムールトラに至るまで、大型の肉食獣すらも全く同じ反応を示す。樹木が生い茂る密林や草むらで獲物を待ち伏せる伏撃型の狩猟スタイルを持つネコ科動物にとって、蚊を遠ざける強い蚊忌避行動を獲得することは、狩りの成功率を高め生存率を向上させるための圧倒的な強みだったのだ。