希代のプレイボーイと昭和の名俳優の娘――羽賀研二と梅宮アンナ、あれから30年経った二人の「光と影」
二人の関係がこれほどまでに巨大なストーリーとなった背景には、当時のテレビメディアの存在がある。インターネットやSNSが存在しなかった時代、ワイドショーは世論を形成する最大のパワーを持っていた。記者が自宅前に張り込み、マイクを突きつける「突撃取材」が当たり前だった時代だ。
もし二人の恋愛が現代のSNS時代に起きていたら、どうなっていただろうか。おそらく炎上とバッシングのスピードは当時よりも速く、より残酷なものになっていたに違いない。しかし同時に、当事者が直接発信できる現代だからこそ、梅宮アンナが今見せているような「生の言葉」が、より早く世間に届いたという側面もあるだろう。