風呂場スマホが招く「静かな破綻」—2026年、防水性能の過信と隠れ脳疲労のリアル
さらに深刻なのは、物理的な生命リスクだ。「動画の途中でバッテリーが切れたから」と、脱衣所のコンセントから延長コードを引き込んで充電しながら入浴する行為。これは文字通り、命がけのギャンブルと言える。
欧米やアジア圏では、充電中の端末が湯船に落ちたことで心室細動を引き起こし、死亡する凄惨な事故が後を絶たない。濡れた手で充電コネクタを触るだけでも、微弱な漏電やショートが起きる危険性は極めて高い。水と電気の組み合わせにおいて、「自分だけは大丈夫」という甘い考えは一瞬で取り返しのつかない悲劇につながる。