今さら聞けない衆議院と参議院の違い!混迷の国会を読み解く決定版
「衆議院の優越」という言葉を耳にしたことがあるはずだ。法案の可決、予算の議決、条約の承認、内閣総理大臣の指名において、両院の意見が対立した場合は衆議院の意思が優先される仕組みになっている。
とりわけ強力なのが、法律案の再可決規定だ。参議院で否決された法案であっても、衆議院が出席議員の3分の2以上の多数で再び可決すれば法律となる。なぜこれほどの格差が正当化されるのか。理由は極めてシンプルで、衆議院の方が「より直近の民意」を反映しているとみなされるからだ。解散によっていつでも国民の審判を受けるリスクを背負っているからこそ、強い権限が与えられている。