森永令嬢から自由奔放なファーストレディへ――写真と証言で紐解く安倍昭恵さんの「知られざる青春時代」
安倍家に嫁いだ後も、彼女の自由な精神が失われることはなかった。政界の伝統的な妻像といえば、夫の三歩後ろを歩き、陰で支える奥ゆかしさが求められる世界だ。だが昭恵さんは違った。選挙運動でも持ち前の親しみやすさを発揮し、有権者の懐へダイレクトに飛び込んでいった。
夫が首相に登り詰めてからも、自らの意見をはっきりと口にし、時には夫の政策方針とは異なる社会的活動に傾倒。「家庭内野党」と揶揄されることもあったが、その根底にあったのは、若い頃から変わらない「自分の心に正直に生きる」という真っ直ぐなスタイルだった。