大野智が歌う幻の名曲「0点チャンピオン」の真相とJr. 時代の伝説
大野智のジャニーズ入所は1994年10月。オーディション当日、母親から「どうせ受からないから」と言われて会場へ向かい、後方で適当にリズムを取っていたところ、ジャニー喜多川氏から「YOU、リズム感がいいね」と見出されたという逸話はファンの間であまりにも有名です。
入所直後からダンスセンスはもちろん、圧倒的な音感と通る声質は事務所内でも際立っていました。『0点チャンピオン』の収録はその才能が早くも開花した初期のハイライトであり、その後の京都公演(舞台『KYO TO KYO』)で1日5公演をこなしながら歌と踊りを徹底的に磨き上げたストイックな下積み時代へと繋がっていきます。
当時を知る関係者やファンからは「Jr.時代から声の抜け感が別格だった」「幼い声色の中に、すでに後の大野節とも言える艶やかなビブラートの片鱗があった」と評されており、まさに天性のボーカリストであったことが窺えます。