怒声追放へ挑む元代表・益子直美の現在地と知られざる私生活
コート外での人生もまた、幾多の試練と向き合う日々だった。2006年、元プロロードレース選手の山本雅道と結婚。12歳の年齢差を感じさせない強い絆で結ばれたふたりだったが、待ち受けていたのは約10年間に及ぶ過酷な不妊治療だった。心身ともに限界を迎え、「子どもがいない人生」を受け入れるまでの葛藤は筆舌に尽くしがたい。
さらに2017年には、不整脈の一種である心房細動が発覚し、カテーテルアブレーション手術を経験した。激しい動悸に襲われる恐怖と向き合いながら、夫の献身的な支えを受けて体調を回復。現在は神奈川・湘南の海風を感じる街で、夫婦でサイクルショップの運営に関わりつつ、愛犬とともに健やかな毎日を過ごしている。夫婦互いをリスペクトし合う自然体の暮らしぶりが、多くの同世代から共感を集めている。