初代アニーから40年、スポットライトと政治の激浪を生き抜いた誇り――山尾志桜里が「明日」の歌声に重ねた歩み
政治の舞台を退いた後も、弁護士として人権問題や憲法問題の発信を続ける彼女の姿勢には変揺がない。SNSやデジタルメディアが個人を容赦なく消費する現代において、公人としての自らの言葉にどう責任を持つかという課題に、彼女は身をもって向き合ってきた。
批判や賞賛が激しく交錯する中であっても、安易なポピュリズムに流されることなく自らの論理を構築しようとする試みは、かつて孤児アニーが自らの手で運命を切り拓こうとした姿ともどこか重なり合う。