1368段の果てに待つ天空の聖地「こんぴらさん奥社」参拝記|2026年、静寂と天狗伝説を巡る旅
奥社参拝を最高の体験にするための鉄則は、早朝の行動だ。午前7時から8時にかけての参道は、まだ観光客の姿もまばらで、鳥のさえずりと風の音しか聞こえない。朝日が杉の木立を抜け、石段に幻想的な光の筋を描く光景は、早起きした者だけが得られる特権と言える。
注意すべきは足元と水分補給だ。本宮までは整備の行き届いた階段が多いが、奥社への道は傾斜が急で、長年の風雨で磨かれた石畳は滑りやすい。トレッキングシューズや履き慣れたスニーカーは必須。2026年の最新トレンドとしては、参道の手拭いや水分補給用ボトルを持参し、プラごみを出さないサステナブルな参拝スタイルが定着している。山と真摯に向き合う姿勢が求められる。