【2026年緊急追跡】うな重1杯4000円時代の衝撃――ニホンウナギは日本の食卓から本当に消えるのか?
資源枯渇に拍車をかけているとされるのが、国内外で横行するシラスウナギの密漁と不透明な流通ルートだ。
採捕許可を受けた漁業者から仲買人、養殖業者へと渡る過程で、指定外のルートや香港を経由した「ロンダリング」が行われているとの指摘は後を絶たない。水産庁は漁獲番号の義務化や水産流通適正化法の適用範囲拡大を進めてきたが、2026年現在も密売価格の高さから闇ルートの完全撲滅には至っていない。
ブロックチェーン技術を活用した「ウナギの血統・流通履歴管理(トレーサビリティ)」を導入する先進的な動きも一部で始まった。どこで獲れ、どう育てられたのかを消費者がスマホで確認できる仕組みは、密漁品を市場から排除するための唯一の防壁として期待を集めている。