バチカン内部の密約とは?カトリック教会が隠し続けた禁断の真実
バチカン中央政府である聖座(サンタ・セーデ)の官僚機構に対して、かつてない大鉈を振るってきたのが教皇フランシスコだ。即位以来、財務の透明化や性的虐待問題への対処を掲げてきた教皇だが、その改革の道筋は決して平坦ではなかった。旧態依然としたバチカン官僚派閥からの抵抗は根深く、権力構造の根幹を揺るがす激しい攻防が舞台裏で繰り広げられてきた。
教皇フランシスコが下した決断の数々は、カトリック教会の歴史において極めて先駆的であると同時に、強烈な摩擦を生み出した。女性の枢機卿省総長任用への道を開く組織改編や、外部監察機関による財務監査の義務化。これらは従来の聖職者至上主義を根底から解体する試みであり、伝統を重んじる保守派層からは「教理の破壊」との猛反発を呼んでいる。