2液エポキシ接着剤の選び方と使い方!プロが教える最強補修術
接着強度の客観的な指標として広く用いられているのが、日本産業規格における「JIS K 6850(剛性被着体の引張せん断接着強度試験方法)」だ。試験片を用いて一定の引張速度で負荷をかけ、破壊に至るまでの荷重を測定することで、材料が耐えうる限界値を厳密に数値化する。
プロの現場でアドバイスを行う接着診断士の専門視点によれば、単に「固まる」ことと「正しく接着する」ことは全く異なる。接合面の洗浄度、表面処理の有無、プライマー処理の適用、さらには温湿度管理といった作業環境が総合的に噛み合って初めて、JIS K 6850で示されるようなカタログスペック通りの強度が発揮される。