365日の紙飛行機の歌詞に秘めた力!Akb48名曲の歌い分けと真実
音楽史的な観点から見ても、本作の足跡は極めて特異だ。元々はキングレコードからリリースされたAKB48の42枚目シングル『唇にBe My Baby』のカップリング曲(c/w)として収録されたものだった。表題曲はグループの総監督を務めた高橋みなみのラストセンター曲として大々的にプロモートされていたが、発売直後からカップリングである本作への反響がすさまじい勢いで拡大した。
CDのフィジカルセールス全盛期からサブスクリプションへと移行した現在、SpotifyやYouTubeなどのデジタルプラットフォームにおける再生数は驚異的な数値を維持している。シングル表題曲の枠組みを飛び越え、単独のクラシックとして聴かれ続けるそのロングランの様相は、J-POPの歴史においても稀有な逆転劇と言えるだろう。