アブに刺された激痛と腫れを放置するな!皮膚科医が教える緊急処置

アブに刺された激痛と腫れを放置するな!皮膚科医が教える緊急処置

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現場での応急処置を終えた後に待ち受けるのが、市販薬(OTC医薬品)の選定というハードルです。製薬・一般用医薬品産業各社からは多種多様な虫刺され用薬が販売されていますが、蚊用のマイルドな清涼感重視の製品では、アブによる強烈な炎症を鎮火させることは不可能です。

最優先で選択すべきは、十分な抗炎症作用を持つステロイド外用薬です。薬局やドラッグストアで購入可能なOTC医薬品にはランクがあり、アブの咬傷には「ウィーク(弱い)」ではなく、「ミディアム(中程度)」から「ストロング(強い)」に分類されるプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)やヒドロコルチゾン酪酸エステルなどを配合したアンテドラッグ型の外用薬が第一選択となります。アンテドラッグ型は患部で高い局所効果を発揮し、体内に吸収されると速やかに分解されるため、副作用のリスクを抑えつつ強力に炎症を叩くことが可能です。

さらに、猛烈な痒みによって無意識に患部を掻き壊してしまうのを防ぐため、クロルフェニラミンなどの抗ヒスタミン薬が配合された外用薬や、就寝時の掻破を防ぐ内服の抗ヒスタミン薬を併用することが、色素沈着や瘢痕を残さないための極めて有効な治療戦略となります。

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山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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