愛犬の胸がヒクヒク…それはただの生理現象か?2026年最新の獣医学が明かす「犬のしゃっくり」の真実と正しい対処法
治まらないしゃっくりや、成犬期以降に急増した症状の陰には、重篤な内部疾患が隠れているリスクを考慮しなければならない。代表的なものとして、呼吸器系では気管虚脱・喘息・肺炎、消化器系では胃捻転・胃膨張症候群や重度の逆流性食道炎が挙げられる。
さらに見落とせないのが、胸腔内や腹腔内にできた腫瘍による横隔膜神経への物理的な圧迫だ。心臓拡大症などによって心臓が横隔膜を刺激しているケースもあり、これらは「たかがしゃっくり」と放置することで手遅れになる危険性を孕んでいる。シニア犬での発症は、特に注意深いスクリーニング検査が推奨される。