奥多摩の天気と最新雨雲レーダー!登山・観光の激変に備える気象分析
広大な「秩父多摩甲斐国立公園」の東端に位置する奥多摩地区は、都心の最高気温からマイナス5度から8度近く低くなることが珍しくない。多摩川の源流域を囲む峻険な山々は、南からの暖かく湿った空気を効率よくせき止め、午後に向けて急速に積乱雲を生成させる「気象の実験場」のような側面を持つ。
日中は暖かな日差しに包まれていても、上空に寒気が流入すると状況は一変する。わずか30分前まで青空が広がっていた山頂付近で、突如として落雷と激しい雨に見舞われる事例が絶えない。寒暖差に対応できるレイヤリング(重ね着)の準備と、雷鳴が聞こえた際の迅速な避難行動が求められる。