半蔵門線アスベスト問題の緊急追及!健康リスクと撤去現場の全貌
2026年に入り実施された特別監査において、東京メトロ半蔵門線の複数駅施設で飛散性の高いアスベスト系資材が完全に撤去されず、封込め処理のまま放置されていた実態が判明した。利用者が日々行き交うホームやコンコースの真上に、半世紀近く前の危険な建築資材が眠っていたことになる。
乗客や周辺住民への健康被害のリスクはどの程度存在するのか。環境医学の専門家は次のように指摘する。「地下空間は地上と異なり風による拡散が期待できない。微小な石綿繊維が万が一空気中に放出された場合、列車が引き起こすピストン風によって駅構内全体へ一気に循環する恐れがある」
現状では空気中濃度測定が定期的に行われているものの、測定のタイミングや手法によっては一歩間違えれば微細な飛散を見落とす危険もある。乗客だけでなく、長時間駅構内で働く売店スタッフや警備員にとっても、見えざる健康リスクへの不安は切実だ。