ぼんじりは鶏のどこの部位?希少な理由と油壺の処理法・絶品レシピを解説
生のぼんじりを手に入れた際、仕上がりの味を左右する決定的な工程が「下ごしらえ」です。ぼんじり特有の生臭さを消し、専門店レベルの澄んだ旨味を引き出すためのポイントを解説します。
最大のポイントは、尾羽の付け根にある黄色い脂の塊「油壺(あぶらつぼ/尾脂腺)」の除去です。油壺は鳥が羽づくろいをするための分泌油を蓄えている器官で、熱を通すと特有の強い臭みやえぐみを発してしまいます。スーパーで売られている処理済みパックでも、稀に残っている場合があるため必ず確認しましょう。
◆ 油壺と骨の処理手順:
- 油壺の確認と除去:ぼんじりの先端側(お尻の突起部分)を開くと、左右に黄色がかった小さな粒状の袋(油壺)が1対あります。包丁の刃先で軽く切り込みを入れ、押し出すように切り落とします。
- 中心の軟骨(尾骨)の処理:中央に硬い小骨(尾骨)が残っている場合は、骨に沿って縦に包丁を入れて骨を取り外すか、気になる部分を包丁の背や骨抜きで取り除きます。あえて骨を残して「骨付きぼんじり」としてしゃぶりつくスタイルも人気ですが、食べやすさを重視するなら取り除くのが無難です。
- 臭み取りの仕上げ:全体に軽く料理酒と塩を振り、5分ほど置いてからキッチンペーパーで出てきた水分をしっかりと拭き取ります。このひと手間で雑味が完全に抜け、香ばしさが引き立ちます。