チャーリー・プース「ハウ・ロング」裏側に隠された愛憎劇の真相
楽曲の骨格を支える低音シークエンスは、彼が誇るセカンド・アルバム『ヴォイスノート』のトーン&マナーを決定づけた。絶対音感を持つことでも知られるチャーリー・プースは、頭の中に浮かんだアイデアを即座にスマートフォンの音声メモに吹き込み、そこから緻密なトラック制作を開始するスタイルを確立している。
「ハウ・ロング」のイントロで炸裂する太く粘りのあるシンセベースは、デジタル音源を駆使しながらも手作りの温かみと泥臭さを残す手法で作られた。複雑なコード進行でありながら、誰の耳にもスッと馴染むフックの強さ。プロダクションの細部に至るまで計算し尽くされた音作りは、同業者であるプロデューサー陣からも絶大な評価を獲得した。