チェルノブイリ原発はどこ?ウクライナ現地と立ち入り禁止区域の今
爆発から数日後、周辺一帯には立ち入り禁止区域が設定された。住人たちは突然の避難勧告を受け、家具や思い出の品を残したまま去ることを余儀なくされた。かつて活気に満ちていたプリピャチの街並みは、一瞬にして静寂に包まれた。
現在、遊園地の観覧車や学校の教室は風化が進み、建物の裂け目からは樹木が生い茂る。人間が去ったことで狼や野ブタなどの野生動物が増加し、皮肉にも生態系の保護区のような景観を呈している。しかし、地表や建造物には依然として高線量の放射性物質が残留しており、厳しい管理体制が敷かれ続けている。