沖縄の番組表完全ガイド!日テレが映らない理由と最新地デジ事情
「なぜ沖縄には日本テレビ系列局がないのか」という疑問は、本土からの来訪者や移住者が最も抱きやすいテーマの一つです。インターネット上では様々な憶測が飛び交っていますが、その背景には電波の割り当て計画と広告市場の規模という極めて現実的な要因が存在します。
かつて1990年代、沖縄県に民放第4局として日本テレビ系列局「南西放送(NBS)」を開局する構想が進められていました。1992年には予備免許が交付され、開局に向けた準備が本格化していたものの、バブル崩壊後の急激な景気後退により、出資企業の確保や広告収入の予測が大幅に悪化しました。結果として1998年に免許申請が取り下げられ、第4局の開局計画は事実上凍結されたという経緯があります。
県内の人口規模(約146万人)に対して民放4局体制を維持することは、広告ビジネスの採算面でリスクが大きいと判断されたことが「日テレ系列局が存在しない直接的な理由」です。現在も新たな地上波局が開局する見通しはなく、既存の3局がエリア内の電波を担い続けています。