地元記者が本気で推す盛岡ランチの隠れ名店と三大麺の行列回避術
盛岡の食を語る上で、盛岡三大麺の存在を外すことはできない。盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺、わんこそばの3つは、それぞれが独立した歴史と熱狂的なファン層を持つご当地グルメの傑作だ。
もともと朝鮮半島の伝統食にルーツを持つ冷麺が、盛岡の地で独自の進化を遂げたのは昭和30年代のこと。強いコシを持つ半透明の麺と、牛骨や牛肉をじっくり煮出したコク深いスープ、そして爽快な辛味のキムチが織りなす三位一体は、いまや全国区の知名度を誇る。一方で、平打ちうどんに特製肉味噌を絡めるじゃじゃ麺は、一口ごとに客自身が酢やラー油、ニンニクで味を完成させていく参加型ヌードルとしての魅力を放つ。給仕の小気味よい掛け声とともに一口大の蕎麦をテンポよく味わうわんこそばも、歴史とおもてなしの精神が息づく唯一無二の食体験だ。