電柱倒壊の瞬間どう動く?感電リスクと車の損害賠償・通報先を徹底解説
Q1:自宅の敷地内にある電柱が傾いてきました。私有地内の電柱も電力会社が無償で直してくれますか?
A1:はい。敷地内にある電柱であっても、所有権が電力会社やNTTにある「電力柱」「通信柱」であれば、設備の維持管理責任は所有事業者にあります。傾きやひび割れなどの異常を見つけた場合は、電柱プレートの管理番号を確認して速やかに所有事業者へ連絡してください。事業者の点検により安全対策や建て替え工事が無償で実施されます。
Q2:道路に電柱が倒れて通行できません。地域の住民同士で協力して端に動かしてもよいですか?
A2:絶対に動かしてはいけません。一見すると停電しているように見えても、遠隔操作による送電再開や他系統からの逆加電、切れた高圧電線との接触により、触れた瞬間に感電・死亡する危険が極めて高いためです。現場には近づかず、警察(110番)や道路緊急ダイヤル(#9910)、電力会社へ連絡し、専門の作業員が安全確保を行うまで立ち入り規制を行ってください。
Q3:台風で近隣の電柱が倒れ、数日間停電しました。冷蔵庫内の食料廃棄損害やホテル宿泊費は電力会社に請求できますか?
A3:原則として請求できません。電力会社の電気需給約款では、天災地変をはじめとする不可抗力によって電気の供給が停止した場合、電力会社は損害賠償義務を負わない旨が明記されています。自然災害時の停電による生活被害は自己防衛が基本となるため、ポータブル電源や非常食、カセットコンロなどの日頃の備蓄が不可欠です。