高倉健の死因に迫る!悪性リンパ腫の極秘闘病と最期の言葉の真相
高倉健の私生活を語るうえで避けて通れないのが、昭和の歌姫・江利チエミとの結婚と離婚である。二人は1959年に結婚し国民的ビッグカップルとして祝福されたが、度重なる不幸や周囲の軋轢により、1971年に惜しまれつつ離婚に至った。その後、江利チエミが45歳の若さで急逝した際、彼は人目を避けて墓前に花を手向け、生涯にわたって再婚することはなかった。彼女の命日には毎年欠かさず供養を続けていたという。
映画界において彼の真の理解者となったのが、数々の名作を共に生み出した盟友・降旗康男監督だ。駅長として生きる不器用な男の哀歓を描いた『鉄道員(ぽっぽや)』、そして遺作となった2012年公開の『あなたへ』に至るまで、二人の信頼関係は半世紀近くに及んだ。降旗監督は高倉健の繊細な心の揺らぎをフィルムに焼き付け、名優の魅力を極限まで引き出し続けた。