ヘビメタからTvキャスターへ!高市早苗の知られざる素顔と原点
大学卒業後、次なる舞台として選んだのは松下政経塾だった。第5期生として入塾した彼女は、創設者である松下幸之助の直々の薫陶を受けることになる。「素直な心」「人間味のあるリーダーシップ」といった松下哲学は、彼女の国家観や労働観の根底に深く刻み込まれた。
さらに視野を世界へと広げるべく渡米。米連邦議会の女性議員パトリシア・シュローダーのもとでコングレッショナル・フェロー(議会研究員)として勤務した経験は、彼女の政治感覚を決定づけた。アメリカのダイナミックな立法プロセスや政策論争の最前線を肌で体感した日々。異国の議会中枢で徹夜を重ねながら資料と格闘した経験が、のちの緻密な政策立案力の礎となったのは疑いようがない。