ヒトパピローマウイルス感染リスクの真実と命を守る最新予防法
国際社会に目を向けると、世界保健機関(WHO)を筆頭に世界規模でのがん根絶運動が加速している。「WHO子宮頸がん撲滅グローバル戦略」では、2030年までに15歳未満の女子におけるワクチン接種率90%、35歳および45歳における検診受診率70%、さらに発見された病変に対する治療アクセス90%という「90-70-90目標」が提示されている。
すでにオーストラリアや北欧諸国などでは、男女両性へのワクチン接種と高精度検診の組み合わせにより、子宮頸がんの公衆衛生上の撲滅が現実味を帯びてきた。グローバルな潮流から取り残されないためにも、日本国内におけるさらなる取り組み強化が不可欠である。