激闘の津軽海峡!大間マグロ特番が描く凄腕漁師の執念と初競り裏側
正月恒例の豊洲市場初競りで飛び交う数千万円、時には億を超えるご祝儀相場。テレビカメラは威勢の良い掛け声と競り落とされた巨大マグロを華々しく映し出すが、その熱狂の裏には知られざる現実が横たわっている。
大間漁業協同組合をはじめとする関係者は、世界的な資源管理の厳格化に伴う厳しい漁獲枠(TAC制度)と日々対峙している。決められた枠に達すれば、目の前に魚が跳ねていようとも漁を止めなければならない。豊洲の競り場に並ぶ一本には、単なる価格競争だけでなく、規制と戦いながら極寒の海でチャンスを待ち続けた漁師たちの祈りと苦悶が凝縮されているのだ。