季節の境界が消える?2026年春、日本各地で相次ぐ「ホトトギス」と「ウグイス」の同時合唱が問いかけるもの
通常、ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴き始めるのは2月下旬から3月にかけて。対して、東南アジアなどから渡ってくる渡り鳥であるホトトギスが「特許許可局(トッキョキョカキョク)」と鋭く鳴き出すのは、5月中旬を過ぎてからだ。これが日本人の季節感だった。
しかし、2026年の今年は様相が異なる。4月中旬の時点で、すでに東京都内の緑地公園でも両者の声が同時に響き渡っているのだ。気象庁のデータによると、今年の春の訪れは統計開始以来最も早く、植物の開花だけでなく渡り鳥のバイオリズムにも大きな狂いが生じているという。