珈琲代だけで豪華絢爛?岐阜モーニングの圧倒的コスパと独自進化
かつては地元民だけの暗黙の了解だった喫茶店巡りは、いまや全国から観光客を呼び寄せるカルチャーツーリズムへと発展した。その起爆剤となったのが、地域の喫茶店が一堂に会し魅力を発信する「ぎふモーニング博覧会」などのイベントや、行政・商工会議所が主導するスタンプラリー企画だ。
旅のスタイルも劇的に変化した。かつてのガイドブック頼りから、スマートフォンを片手にGoogle マップにピンを立て、食べログのリアルタイムな口コミや写真を照らし合わせながら、知られざる名店を探索するスタイルが主流となっている。
駅前のレトロなビル地下にひっそりと佇む扉や、車でしか辿り着けない山裾のカフェが、SNSを通じて瞬く間に全国のモーニングファンの目的地になる。デジタルツールによって個店の魅力が可視化されたことで、岐阜の朝食文化は地方発の食のエンターテインメントとして新たな輝きを放っている。