「甲状腺が腫れている」と言われたら?症状と受診すべき科を専門解説
専門医療機関を受診した際、診断の柱となる検査は主に2つ存在する。それが「血液検査(TSH/FT3/FT4)」と「超音波エコー検査」だ。
血液検査(TSH/FT3/FT4)では、脳下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)と、実際に全身に作用する遊離甲状腺ホルモン(FT3、FT4)の血中濃度を精密に測定する。これにより、ホルモンが過剰なのか不足しているのか、あるいは正常範囲内なのかが即座に判明する。一方、超音波エコー検査は、甲状腺のサイズ、内部の炎症具合、あるいは結節(しこり)や嚢胞(水のたまり)の有無をリアルタイムで詳細に可視化する。身体への負担や痛みが一切ない安全な検査であり、これらを組み合わせることで確実な診断を下すことができる。