江口のりこの身長サバ読み疑惑を徹底検証!共演者比較で見えた真実
江口のりこの立ち姿の美しさは、単なる遺伝的な骨格だけによるものではない。そのルーツは、柄本明が主宰する名門「劇団東京乾電池」での過酷な下積み時代にある。小劇場の板の上では、嘘の姿勢や中途半端な身体コントロールは一瞬で観客に見抜かれる。そこで徹底的に叩き込まれた身体表現が、現在の彼女の立ち居振る舞いの基礎となっているのだ。
所属する有限会社ノックアウトの役者陣に共通する「力みのない身体性」を、江口は長身という武器を通じて見事に体現している。舞台空間で磨かれた重心のコントロールがあるからこそ、ただ立っているだけで空間を支配し、セリフを発する前から登場人物の人生を語りかけることができる。背の高さを誇示するのではなく、身体全体をひとつの表現媒体として使いこなす技術がここにある。