Jr定期券の領収書紛失・もらい忘れ対処法!再発行と後日発行の全知識
法人税法および消費税の仕入税額控除に関わるインボイス制度の定着に伴い、定期券の領収書記載事項にも細心の注意が求められるようになりました。現在、JR東日本やJR西日本をはじめとする鉄道事業者の券売機で印字される領収書は、すべてインボイス制度上の「適格簡易請求書(簡易インボイス)」に準拠したフォーマットとなっています。
簡易インボイスの要件として、以下の項目が自動的に明記されています。
1. JR各社の適格請求書発行事業者登録番号(Tから始まる13桁の番号)
2. 取引年月日(購入日)および取引内容(定期券購入・区間)
3. 税率ごとに区分した対価の額(10%対象金額)および消費税額等
簡易インボイスでは「書類の交付を受ける事業者の氏名・名称(宛名)」の記載が法的に省略できるため、券売機から出てくる領収書の宛名欄が空欄(または「上様」表記なし)であっても、税務上は完全な効力を持ちます。もし社内規定の古い慣習で「必ず会社名が入った宛名付き領収書を持ってくるように」と経理から求められた場合は、税務上の簡易インボイス要件を満たしている旨を説明するか、前述のWEB領収書(宛名入力機能付き)を利用して提出するのが合理的です。