開港の歴史薫る港町へ!地元通が愛してやまない至高のカレー探訪
現在のシーンを二分するのは、伝統の欧風カレーと気鋭のスパイスカレーだ。香味野菜と牛骨を数日かけて煮込み、小麦粉とバターのルーで仕上げる欧風スタイルは、クラシックホテルのダイニングを思わせる重厚な艶を持つ。対照的に、小麦粉を一切使わず、油分を極限まで削ぎ落としてホールスパイスの弾ける刺激をダイレクトに届けるスパイス系は、現代的な軽快さとエッジの効いた立体感を誇る。
どちらが優れているかという議論は無意味だ。この二極が同一のエリアで鎬を削り、互いに影響を与え合っていることこそが、横浜という都市の懐の深さなのだから。