巨匠も魅了した奇岩の海岸!知られざる茨城の海食洞と撮影秘話
荒削りな二つの入り江と、中央にそびえる海食洞。この特異な景観を一躍全国区に押し上げた立役者が、庵野秀明監督の手掛けた映画『シン・仮面ライダー』だ。劇中で強烈なインパクトを残した対決シーンのロケ地として選ばれたことで、特撮ファンのみならず映画愛好家の視線が一気に茨城県高萩市へと注がれることになった。
現場に立つと、なぜ名匠がこの地を選んだのかが肌で理解できる。人工物が一切視界に入らない切り立った岩壁と、激しく打ち寄せる波。特異な陰影を生み出す洞窟のコントラストは、CGでは決して再現できない剥き出しの自然のリアリティを放っている。