ケイゾクの狂気から破局の真相へ、中谷美紀と渡部篤郎が選んだ未来
別れから10年以上の歳月が流れた現在、二人はそれぞれの領域で穏やかかつ充実した人生を築き上げている。中谷美紀は世界的なヴィオラ奏者であるティロ・フェヒナー氏と結婚し、オーストリアの自然豊かな地と日本を行き来するデュアルライフを確立。執筆活動や厳選された舞台・映画への出演を通じ、孤高の気品を漂わせる国際派女優としての確固たる地位を築いた。
一方の渡部篤郎も再婚を経て、円満な家庭を築きながら、日本映画界になくてはならない重鎮俳優として第一線を走り続けている。渋みと包容力を増したその演技は、悪役からコミカルな父親役まで変幻自在だ。最新の映画制作関係者は「渡部さんは今、非常に肩の力が抜けた良い状態。過去のすべてを芸の肥やしに変えたような圧倒的な深みがある」と証言する。傷跡を乗り越えた者だけが放つ大人の輝きが、今の二人には満ちている。