浪川大輔が明かすジョジョアナスイ誕生秘話!狂気と愛の演技論
「物事を解体せずにはいられない」という異常な癖を持ち、殺人罪で収監されていたナルシソ・アナスイ。主人公・空条徐倫に一目惚れしたことで一転して彼女たちの味方となるが、その行動原理は常に純粋な愛と凶暴性の紙一重にある。この極端かつ多面的なキャラクターを演じるにあたり、浪川大輔は単なる狂気役に終わらせない深い人間味を追求した。
冷徹で不気味なトーンから、徐倫への愛を叫ぶ過剰なまでの熱量まで、一瞬で感情の振れ幅を切り替えるセリフ回しは圧巻だ。抑制された低音ボイスの中に潜む狂暴なテンションの緩急が、アナスイという人物の歪みと愛おしさを絶妙なバランスで表現していた。