裏面が絡まないクロスステッチの刺し始め!プロ直伝の美仕上がり術
完璧な刺し始めを実現するためには、道具と素材の特性を理解することも欠かせない。クロスステッチの代表格であるアイーダ布は、マス目が明確で針を通しやすい反面、糸の引き加減がダイレクトに裏面に影響する特徴を持つ。
一般的に広く愛用されている25番刺繍糸は、6本の細い糸が束になっている。これを1本ずつ引き抜いてから必要な本数を揃えて引き揃える作業(いわゆる「糸をほぐす」工程)を行うことで、糸同士のねじれが解け、刺し始めの固定部分も驚くほど滑らかになる。こうした細やかな準備が、絡まりを防ぐ隠れた秘訣だ。