マジョリティとは?意味やマイノリティとの違い、ビジネス活用法を解説
ビジネス用語としてマジョリティが最も注目されるのが、スタンフォード大学のエベレット・M・ロジャーズ教授が提唱した「イノベーター理論」です。新商品やサービスが市場に浸透していくプロセスを5つのグループに分類したモデルで、そのうち市場の約68%を占めるのが2種類のマジョリティです。
① アーリーマジョリティ(前期追随層/市場の約34%):
新しい情報に対して比較的敏感ですが、失敗を避けるため、すでに流行の兆しが見えてから導入を決める実利的な層です。「キャズム(普及を阻む深い溝)」を越えて大ヒットを生むためには、この層の獲得が必須条件となります。
② レイトマジョリティ(後期追随層/市場の約34%):
新しい技術やトレンドに対して懐疑的で、周囲の大多数が使い始めてからようやく導入する保守的な層です。「みんなが使っているから安心」という確信が購入の動機になります。
製品ライフサイクルを伸ばし、事業規模を拡大するためには、イノベーター(革新層)やアーリーアダプター(初期採用層)だけでなく、これら合計68%を占めるマジョリティ層への訴求戦略を段階的に設計することが欠かせません。